あなたは、最高に嬉しいときに、
「生きてて良かった」
「生まれてきて良かった」
このどちらの言葉を、口にしますか?

違和感を感じたセリフ
私が高校生の時、「ファミリー」と言う漫画を読んでいました。
その漫画の中で、
主人公が、めちゃめちゃ喜んだ時に、
「生まれてきて良かった~!」
と言っていたのです。
高校生の私は、そのセリフに、
即座に違和感を持ちました。
「生まれてきて良かった」ではなくて、
「生きてて良かった」でしょ!と思いました。
そして、
「生まれてきて良かった」と
「生きてて良かった」の違いを、
考え出し、軽く衝撃を受けました。
「生まれてきて良かった」と「生きてて良かった」の違い
生まれてきて良かった
➝言葉の通り、生まれてきて良かった、と言う意味
生きてて良かった
➝《あの時、死ななくて》生きてて良かった、と言うニュアンス
高校生の私は、
二つの言葉の違いを検証し、
上記のような違いを感じました。
私は、「生きてて良かった」と言う言葉の方が、
断然しっくりしました。
、、、、、ってことは、、、、
私は、死のうと思ったことが有るの?
私は、死ぬかも、と思ったことが有るの?
と、軽く驚きました。
で、
じっくりと、それまでの人生を反芻しましたが、
特に、死の危機にさらされた記憶はありません。
特に、自ら命を絶ちたいと思ったことも有りません。
う~ん、、、、
まぁ、強いてあげれば、
それほど、「生」に執着・喜びを感じているわけでも有りません。
だからかぁ~?
と思いつつ、考えるのをやめました。
実は、私は1度死んでいる
大人になって知ったのですが、
私は、死産でした。
そして、蘇生しました。
そのことを知った時、
ふと、高校生の頃、疑問に思った
「生まれてきて良かった」と、「生きてて良かった」
について納得しました。
私がしっくりくる言葉は、
「生きてて良かった」でしたが、
それは、
「死産で、一時的に息が絶えたけど、
生きてて(生き返って)良かった」
と言う感覚からだ、と感じました。
その人の選ぶ言葉は、意味がある
何気なく選ぶ言葉、
ピッタリくる言葉、
それらには、
その人独自の、想いや意味が、
その人の無意識レベルから、込められているのですね。
高校生の頃、違和感を感じた表現に、
大人になって、
自分の出生の事実を知り、納得したように、
顕在意識では、分からなくても
潜在意識は、知っていて
言葉や表現を、その感覚から選んでいるのですね。
あなたが、無意識に使っている言葉に、
改めて意識を向けるのは、どうですか?
愛 ∞ 感謝 ∞ 光
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