ヴィパッサナー瞑想のことを、耳にしたことはありますか?
合宿形式で瞑想するのですが、
「サイレンス」
「外部との接触禁止」
と言う、厳しいルールがあります。
今回、私の10日間の瞑想合宿体験をお伝えします。
ハードな合宿
私は、2015年10月に
京都にあるヴィパッサナー瞑想の施設で、
10日間の瞑想合宿に参加しました。
ヴィパッサナー瞑想合宿中は、
①携帯電話を預ける = 外部と連絡を取らない
②サイレンス、喋れない
(ボディランゲージやアイコンタクトもNG)
③一日中、瞑想(4:00起床)
④本やノートなどの持ち込み禁止
⑤ジョギングなど、激し目?の運動は禁止
⑥菜食主義
⑦男女は、別行動
などなど、厳しい規則があります。
この合宿に参加するに辺り、
①の外部との連絡禁止、という部分が、、、
宗教? 洗脳?
と引っ掛かりました。
家族は、怪しく思い、反対するだろうなぁ
と思いました。
私が、参加することに決めたのは、
ハコミセラピーと言う心理セラピーの、
尊敬する恩師が、ヴィパッサナー瞑想の経験者だったからです。
意外なことに家族も、すんなりOKしてくれて、参加することが出来ました。
(案ずるより産むが易し、ですね)

合宿所についたよ♪
合宿所に、15:00位につきました。
早速、携帯電話を含む貴重品は、預けることになります。
翌日から、10日間の瞑想合宿です。
到着当日の就寝までは、話すことが出来ますが、
10日間の瞑想に入ると話せません。
どんな経歴を持つ人が、どんな想いで、この特殊な?
瞑想合宿に参加しているのか、興味津々な私は、
食堂で隣り合った、若く可愛い女性に話しかけました。
その彼女は、数年間にオーストラリアでワーキングホリデーをした時に、
ヴィパッサナー瞑想を知ったそうです!
私は、驚きました。
といいますのも、
一人息子が、私が瞑想合宿に参加する前日に、
「オーストラリアでワーキングホリデー」に、旅立ったからです!
一人暮らしもしたことが無ければ、
一人で旅行もしたことがない息子の、
初めの一人での旅行が、オーストラリアでワーキングホリデーでした。
心配性の私は、
グルグルとネガティブな事を想像していましたが、
運よく、
私も、初めての体験(怪しげな?(笑)瞑想合宿)をする事で、
息子への心配が緩和されました。
しかも、
10日間の瞑想合宿を始めるに辺り、
「目の前に、オーストラリアでワーキングホリデーの生き証人!(笑)」
がいるのです!
私は、前のめりで、食い入るように彼女に、質問をしたのは
言うまでもありません。
時間一杯、思い切り質問した私は、
「こんな可愛い女の子が無事だったのだから、
息子も大丈夫だろう。」
と、心から安心出来ました。
となれば、
10日間の瞑想合宿に、フォーカス出来るといものです!
サイレンスの感想
サイレンスについてですが、
とても不思議な感覚と同時に、
日頃、無口な
私にとっては、思いのほか心地よかったです。
ボディランゲージやアイコンタクトもせず、
気配を感じて、席を譲ったりすると、
日常生活では鈍くなっている感覚が、研ぎ澄まされるようでした。
とても興味深かったのは、
庭・ウォーキングスペースで、
私がベンチの端に座っていて、反対の端に人が座るときの感覚です。
会釈もできない状況で感じたのは、、、、
お相手は、、、、犬? 猫? という(不謹慎な?)感覚でした。
詳しく説明しますと、
日常生活で、公園で猫に遭遇した時の、
「猫がいるなぁ~」と思うだけの
感覚に似ているのです。
人に会ったら、挨拶や会釈をしますが、
関係性よっては、「何か話さないと」と会話を絞り出すこともあります。
(特に、私は、相手の顔色を伺う傾向が強いのです)
ですが、
このサイレンスの中だと、
自然な感じで、緩んで接している自分に驚きました。
会話などがが禁止、という状況なので、
【相手の顔色を伺う】必要が、無いからでしょう。
長くなりましたので、
肝心の瞑想については、次回、書きますね。
愛 ∞ 感謝 ∞ 光
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